小田深山集団宿泊活動(追記)
2024年9月9日 09時47分5年生は、無事に1泊2日の小田深山集団宿泊活動を終えて帰ってきました。協力していただいたたくさんの方に心から感謝申し上げます。さて、ホームページで紹介したい内容を追記させていただきます。
テント設営
今回の集団宿泊活動では、テント設営とテントでの宿泊が活動の目玉でもありました。活動で使うテントを事前に借りて、学校でテントを組み立てる練習をして本番に臨みました。小田深山のスキーゲレンデから下って降りた辺り、平坦な部分を選んで、班に2つずつテントを立てていきました。比較的簡単に設置できるようになってはいますが、テントを支える梁の部分は、細いいくつもの棒を連結して1本の棒にする作業があり、仲間と協力しなければうまくいきません。また、テントの入り口をどの方向にするか考えること、テントが飛ばないようにペグをしっかり打つ作業もあり、頭と体を目一杯つかってテントを設営することができました。
あれは何?
テントを設営している時、ある児童が「あれは何ですか?」と指さしていました。遠くから見ると、犬かねこのようにも見えます。もしかしてタヌキかなと思いつつ、そっと近づいて写真に収めました。どうやら、アナグマのようでした。えさとなる虫か何かを夢中で食べていたようです。こちらの姿に気付くと、さっと姿を隠してしまいました。撮った写真を子供たちに見せると、かわいいと好評でした。ちなみに、スタッフの方に聞いてみると、この場所に住んでいるアナグマで悪いことはしないとのことでした。思わぬ野生動物との出会いがありました。
テントの中には、銀のロールマットを敷いて寝ました。小田深山は思いのほか冷え込み、タオルケット1枚で寝た私は、寒くて睡眠不足でした。児童の中にも寒かった児童がいたようです。また、夜中に、トイレにいく児童の足音や寝言も聞こえてきて、集団で寝泊まりするたいへんさも感じました。
反省点もいくつかあった小田深山集団宿泊活動ですが、大自然の中で、すばらしい体験ができ、子供たちにとって貴重な時間になったと思います。今後に生かしていけるといいなと思います。