校長のよもやま話

失敗から学ぶ、失敗を生かす

2024年12月5日 15時19分

私も今までいろいろな失敗を重ねてきました。

母方の祖母が亡くなって、29年が経ちますが、祖母のお通夜の時の話です。私の叔母に当たる人物から、「爪を切って」と頼まれました。てっきり私は祖母の遺体の爪を切るのだと思って切ろうとしたところ、「何をしてるの、自分の爪を切るんでしょ」と叱られたことがありました。後で知ったことですが、日本では、故人が寂しくならないように、棺に近親者の髪の毛や爪を入れるのが風習として残っているのだそうです。そんなこと知らない私は、いきなり叱られて動揺を隠せませんでした。自分が今まで知らなかったこと、今まで誰も教えてくれなかったこと、そんなことは誰しもたくさんあるのではないかと想像します。失敗した時に、うまくフォローできる存在でありたいなと思います。

失敗のない人生なんてありえません。失敗のない人生だと、逆につまらないとさえ感じます。子どもたちにも失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。また、失敗したときに、その失敗を次に生かして成長してほしいと思います。ただ一つ、命掛けのチャレンジはいけません。失敗や成功を繰り返しながら、太く長く生きていきましょう。

教育現場でも初任者の先生はもとより、保護者、学校関係者であっても初めて経験することがあり、うまくいかないことがあると思います。そんな時に、失敗した人をせめるのではなく、温かく包み込む優しさがあれば、人間関係が良好になり、みんなが幸せな気持ちになるだろうと思います。そんな社会をみんなで創っていきましょう!